戦艦「大和」線路を走る JR呉線

pikopikohammer2005-04-03


呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)開館を前に、車体に戦艦「大和」をデザインしたラッピング列車が一日、JR呉線に登場した。呉線と下関―岡山間の山陽線可部線で一年間、日替わり運行する。

列車は四両編成。車体に大和のイラストのほか、観光名所の写真などで化粧している。装飾費用七百万円は市の負担だが、広告掲載料は大和ブームを当て込むJRの計らいで無料となった。

すげぇ!乗ってみたい!

…なーんて書くと、おまえは戦争に憧れを持つのか・戦争を美化するのか、と言われそうですが、そうではありません。戦う道具としての戦艦としてではなく、「船」として、美しく斬新なフォルムだというのは事実でしょう。これが殺しの道具でなければ言うことはないんですが…。

ちなみに筆者には戦艦大和に乗って帰らぬ人となった親族(第4親等)がいます。その話を小さい頃から何度も聞いているので悲しい・寂しいという感情はありますが、だからこそ忘れたくない気持ちもあると思います。

World Jump Day

2006年7月20日に、世界のみんなでジャンプして、地球の軌道を変えてみよう、とかいうプロジェクト。作用反作用の法則と運動量保存の法則を考えると、果たして本当にそれで軌道が変わるかどうか疑わしい気がしますが。でも、実際どこかのライブ会場の近くでは地震のようなものが酷い、という話も聞きますから、強ちありえないとも言い切れないですね。

しかし、地震波(?)が干渉したりとかしないんでしょうか…?

なんにしてもおもしろいのでぜひ日本でも参加を…って、日本のタイムゾーンでは実施しないんですか、そうですか。日本時間だと、7月20日の午後7時39分ですかね。それともサマータイムとかも考慮しなきゃいけませんか。

ニフティ、ついにパソコン通信の歴史に幕。ワープロ・パソコン通信サービスを終了 (Y!)


ニフティは16日、ワープロパソコン通信サービスを2005年3月31日より順次終了していき、2006年3月31日をもって完全に終了すると発表した。
これにより、インターネットに接続できない端末からはフォーラムやインターネットメールなどが利用できなくなる。これにともないニフティでは、サービス終了に関する相談・問い合わせ窓口を2月16日に開設するとしている。なお、同サービスは1987年に「NIFTY-Serve」として開始されたもので、現在の利用者数は約2万人。
今回終了となるサービスは、TTY接続および関連サービスとなっており、ワープロパソコン通信で提供されているサービスの多くはインターネット上の@niftyでも提供され継続利用できる。なお、telnet接続においても2006年3月31日に終了されるという。
ある意味パソ通のユーザーが未だに2万人もいるってのがすごいですねぇ。まぁ、cronでフォーラムの記事をチェックしたりするには便利なんですが。

r2 という名前もどんどん忘れられていくような気がします。

大手行、ICカード次々 偽造対策アピール (朝日)


預金の不正引き出し問題を受け、偽造されにくいIC搭載型キャッシュカードを導入する動きが大手銀行で相次いでいる。
(中略)
手のひらの静脈の形で本人確認する生体認証機能付きICカード (年会費1万500円) を昨年10月に導入した東京三菱は、4月から年会費無料の「普及版」カードを発行する。
いつも思うのですが、何かのきっかけで手のひらの静脈パターンをコピーされたり、セキュリティシステムが突破されてしまった場合って、どうするつもりなんでしょうか。ありえないとは言い切れないでしょう? 今まで安全性に疑問をもたれつつも「動いているから」という理由で何もされず、結局「そのとき」が来てしまった事故も多いですから(2000年問題とか)。

どっちかというと、カードなし+静脈パターン+暗証番号、というパターンが一番安全だと思うんですけど、銀行のお堅い頭ではカードから離れられないんでしょかねぇ…。

出欠はケータイで、「代返」許さず 青森大が新年度から (朝日)


青森市にある青森大学(栗原堅三学長、学生数1934人)が、新年度からすべての講義への学生の出欠を、携帯電話を使って確認するシステムを導入する。学生の「代返」を封じるとともに、出席簿を入力する講師陣の手間を省くのが狙い。特定の講義で出席確認に携帯電話を使う例は広がりつつあるが、全学で一斉に導入するのは全国でも珍しいという。
新しいシステムでは、講義中、教員の指示があった時点で、出席している学生が携帯電話から大学の専用サイトにアクセス。教員がその場で告げる数字を入力すれば出席が記録される。

なんで大学側は「ケータイ」を授業に使いたがるんでしょうかね。みんなが授業中に携帯電話をいじるような授業しかできなくて、携帯電話を意識しすぎているんじゃないでしょうか…。そもそも、携帯電話を持っていない人はどーすんだっていうか。

特に、意味がわからないのがこれ:


記録の受け付けは、数字が提示されてから1分前後に集中する。このため、学生が欠席者に数字を伝えて外部から登録しようとしても、時間差があるため、出席を装うことはできないと大学側は見ている。
1分間あれば、番号を外部者に連絡して、サイトに入力することぐらい簡単でしょう…。全員に送りたければメールのエイリアスなりメーリングリストなりを作っちゃえばいいだけの話で、あとはそれを10秒くらいでささっと入力しちゃえば、簡単に偽装出席できるわけです。第一、これを作った人が言ってます:

同大IT化検討会で新システムを提案した経営学部講師の福永栄一さん(44)は、2年前まで商社で情報システム管理の仕事をしていた。自分の講義ではすでに個人の携帯電話のメールで出席を取っている。「今の学生は誰でも携帯電話を持っていて操作も速い。出席を取る時間が減れば、その分講義にまわせる」と話している。
「今の学生は…操作も速い」んだから、短い時間では偽装は無理というロジックがわけわかんないっす。

個人的には、Felica を学生証に組み込ませればいいと思うんですけどね。別にICカードでなく従来の時期ストライプでも良いから、とにかくリーダを教卓に設置しておけば1人で複数枚をリーダに通すわけにもいかず、しかも使うのは今まで通り「身分証明書」としての学生証なんだから、かなり信頼性も高いし…。

ハッブル望遠鏡、米が廃棄へ (Y!)

ショックなニュースでした。


【ワシントン=笹沢教一】米議会筋は21日、部品の消耗などで存続が危ぶまれるハッブル宇宙望遠鏡の延命措置を講じる飛行計画が、2006会計年度 (2005年10月-2006年9月) の予算案から外され、廃棄される見通しになったことを明らかにした。
というわけで、HST (Hubble Space Telescope) が廃棄されるようです。宇宙の深遠の画像を届け続けてくれただけに、惜しまれます。HSTの画像を見て宇宙科学に興味を持った人も多いでしょう。次の望遠鏡計画が待ち望まれます。